前:教師という仕事次:濤川栄太の好んだ言葉

濤川栄太の言葉
(講演や時折りおりに話された言葉をアトランダムに掲載しました)

・懸命になると、夢の神様がひたむきな人の方へ寄ってきてくれるのです。

「人生は一瞬一瞬が選択」常に困難な方を選ぶこと。

・人間は「安心感を食べながら」生きている。

・人類生き残りコンセプトは、”地球との共生“しかない。

・日本の素晴らしさは“合わせの哲学“。

・日本国は「自分」なんだ。

”地球益・宇宙益を考えて大きな目的観を持とう。

目的感(何の為に生きるか)を高めると

頭が1000倍良くなる

  知恵が出る

それが、生き残る為のコンセプト。

・日本人は何もしないのが「平和だ」と思っているが、そんな生やさしいものではない。

 戦争がおこらないように準備(環境づくり)するのが平和。

・歴史は未来学である。

・”人を陥れない”ということが、”人間としての最低の歯止め”。天はそこを見ている。

・自己の非を認める時、天はその人を必死に守る。すべての改善はそこから始まる。

「人間は自分の為に生きなければ生きられないが、

他人の為に生きる意志のない者は幸福にはなれない」

・人間的感性の鈍い人はこれからの世の中発展できません。

 “知感相応”を望みたい。それは知性と感性の両方を耕そうということを意味する言葉です。

・「人の役に立つこと」を喜びとする教育をしていかねば、国際社会で生き残れません。

・「人生には割引もなければ、おまけもない。自分のしたことがすべて返ってくる」

・「人を評価することは、同時に評価されるという厳しさを伴っている」

・格好つけている分、成長できない。

・人間の力とは、魅力がどれだけあるかである。

「苦悩と格闘することなくして、人間の才能は決してその翼を広げない」

・これからは”才能と人格”の時代。これを磨いてあげる。

・常に限界に挑戦していくことが、人間を大きくする。

子どもたちの目が、生きる喜びでキラキラ輝くような、社会をつくりたい。

・他人の幸福を考えることが、自分を大きくする。

・相手がどうこうではない。自分がどうするのか、が問題。

・人間の魅力とは、教養のエキスを絞ったものである。

・文化は放電、教育は充電であると思います。ですからどれだけ充電するか、は大きな問題でしょう。

・文化を離れた教育はないし、教育を離れた文化は発展しない。表裏一体のものなのです。

・本を読まない人は、知性・豊かな思考力が育たない。

・私は、これからの子どもに生きる天才になってほしいと思っています。

 それは、「努力する事が好きで好きでたまらない人間」。それと、「他人の幸福を心の底から喜べる人間」です。その子はどういう環境でも生き抜いていけます。生存権が保障されます。

・教育の目的は、人間として精いっぱいの生きる幸福を感じ、自らの個性を爛漫と開花し、能力を出し切り、豊かな愛と、知恵と、創造性に横溢する人間性を獲得するところに、土台はあるのだ。

大人はいつでも、いい話相手になってあげることが大事。

・自分が好きでたまらないものを、伸ばせ――という教育方針。好きなことに命をかけろ!

子どもに投げかけてほしい言葉。

 「あなたは宝物よ」「あなたの味方よ」「あなたは伸びる子よ」「大丈夫だよ」

親が何かの苦境に立つ時には、子どももまさしくその苦境の中で苦を共にしているわけで、親は自分だけが苦しんでいると考えてはなりません。

・「鍛える・努力する・甘えさせる」をメリハリつけて。

・「優しい心」「強い心」「豊かな心」――弱いものを寄ってたかって大事にしていく雰囲気を。

親が嬉しそうな顔をしているのが、子どもは一番嬉しい。

・親、教師は“美点の狩人”になろう。

・「性格が良い」ということは、最高の財産である。

「父親に誇りを持てない子は、才能が伸びない。

母親に誇りが持てない子は、心が育たない」

・才能とは、苦難をのりこえる中から生まれるもの。努力なくして、才能の伸びはない。

 優雅な白鳥も、水面下では、一生懸命足で漕いでいるように。

・「お父さんがいるとうるさい」と子どもたちが言わないよう、お母さんが工夫すること。

「三界に家なし」になってしまいがちの男。

・すてきなお母さんは、いい教育力を持っている。その後ろには、男性的なお父さんが居る。

 お父さんが男性的な魅力に乏しいと、お母さんがかかあ天下になる。かかあ天下のお母さんだと、

男の子はウジウジしたもやしっこ、女の子は中性化してシャモみたいな子になる傾向がある。

男の子は、兄貴分が必須。見本にして育っていく。

異年齢の関わりがあって、心が安定する

・女の子は可愛がる。男の子は成就感をもたせる。よくやったね、がんばったね。とことん責任をもたせる。

・「子どもは親の面倒を見るのは当たり前。恩知らずはいけない」と言い切る。変な遠慮はしない方が良い。

・良いものを得るには、身を削る犠牲が必要。→つまり、お金がかかるということ。

・親子も、友情的関係を!

・子育てとは、決して人生の生きる手段ではなく限りなく目的に近い行為だと私は考えています。

・自分が愛されている、必要とされていると思える時の子どもの伸びは、それはすごい。

・“心からの満足”というものがなければ、人間というものは生きられないのだと思う。

“満足”や“生きる喜び”を知りえぬ者は、安易に“満足してはならないもの”を見すえることができないのでは、とも最近思う。

多くの知識があれば、困難にぶつかったときに対処しやすい。また、本をたくさん読んでいれば、問題解決能力が高くなる。そして、一つでも熱中できる分野があれば、それを究めることで、ほかの知識や能力も引っぱり上げることができる。(単行本『「抱きしめる教育」サンマーク出版刊より)

・自分が課題に挑戦し、充実感があると包容力が出てくる。教育力・包容力は、許すことから始まる。

 一番大事なものは、雰囲気、温かみ。

・人生に練習はない。

・いい人生を歩んでいる人間には”志”がある。

・素朴でもいい。心にしみる生き方や、人間の事実行動や、今まで気づかなかった人のぬくもりに、感性や思い、そして知の心を向けてもいいだろう。

私の考える価値;「真」「善」「美」「愛」「礼」「和」「誠」

・人生で尊いもの―「愛」と「勇気」と「献身」

・「心は仏の如く、頭は神の如く、体はスーパーマンの如く…」。その理想に向けて生きるのだ。

・私は毎朝「奇跡を起こすぞ!」と言って布団をポーンと蹴って起きるのですよ。あまり起きませんけどね。(笑)

・「八方塞がりでも天は空いている」

・「天は乗り越えられる事しか与えない」

・正直者が安心して暮らせる世の中をつくりたい。

何か大きいことをしようとすると、何もしないで終わってしまうから、身近な出来る事からやっていく。

・「他人の幸福。思いやり」

・「言い訳はしない。すべては結果」

・「マイナスの言葉は言わない!」

・子どもたちに言ってあげて下さい。  「人間は地球上に生きている。生きていく場所は日本だけでなく、世界中のどこにでもある!」

・正・反・合「昇華」(アウフヘーベン)&ブレークスルー(脱皮)で進化する。

・人間は「悪魔」から「神」にまで何にでも近づけるのです。自己変革能力を持っているのは人間だけです。

・人間には本来、強い強い自浄力があります。自己抑制力も、共感能力も、問題解決能力も自己変革力も内在しています。

・生命力・意欲を発揮し続けられる人間、自分で緊張感を作り出せる人間が『勝つ』ことができるのです。

「人生の目的」は“人格の向上”だよ。

・常に我が人生観を磨かなければいけないのです。社会観や世界観も改善し続けていかねばなりません。子ども観や教育観、学習観や生活観を高めなければならないでしょう。

・努力しつづけることを、しっかりと自分のものにした者が、人生に勝っていける。

・”自分”の完全なる自由を求めて欲しい。

・「先生頑張ってください」でなく、「自分が頑張ります」と言ってほしい。

・採用試験なんか、100個落ちても、1000個落ちても恥ずかしくなんかない。

それによって鍛えられるんだ。(入社試験に落ちて沈んでいる人に)

・「生きがい」とは、一瞬一瞬、仕事も遊びも全てに一生懸命に生きる人。

・のめり込むことがなければ、ひとつの価値を生むことはできない。

「生きて、生きて、生き抜け!」=生きて、生きて、生き抜くことで、充実した死を迎えられる。

人間は、何があってもくじけないで、諦めないでやること。達成するまで、ギブアップしない。

・「教育は死ぬか、生きるか、真剣勝負」

入魂なしの教育はない。教育とは、魂の打ち合いである。

・教育は、「忍耐」「努力」「愛」。

・「愛情」には4種類ある。親子・兄弟など「肉親の愛」。男女の「エロスの愛」。「友情・友愛」。人類愛・隣人愛など「アガペの愛」と言われるもの。人間には、全部必要。

・「良いことは良い」「悪いことは悪い」とはっきり言える勇気。

・どうしたら人の心をつかめるか。「誠実・真実」。

「人間は、自分を必要とする人が一人でもいなければ生きていけない」

・「念ずれば花ひらく」。悪い思いは、花を散らす。 

・「信じられている」「評価されている」「愛されている」と自らが直感し、それが自らの努力と工夫によってもたらされたものだと思い至りますと、ますます努力することが好きになります。

 学ぶこと創造することの天才になっていくわけです。

・不自由がない世界がもしかりにあったとします。そうしたら人間の本能や、愛や、創造力や、大きさ、豊かさ、賢さは決してその翼を広げようとはしないでしょう。

・「悪いことしか想念しない人は、消滅してゆく」という学者がいる。

・利他を考えられる人が賢人。自分の事、目先の事しか考えられない人が愚民、というたて分けもできる。

・お金をもらう時喜ぶ人は多いが、支払う喜びもある。その陰には、喜ぶ人が必ずいるからだ。

・他人の為にお金を使える人は、お金持ちになれる切符を手に入れたことになる。

「活私奉公」これからは「私を滅ぼす」のではなく、「私を活かして」公けに奉仕する時代。

・天はその人の行為を見ているのではない。何をしたかでなく、何を思っているかという”心”を見ている。 そして、その人の”福運の量”を決めている。

・人に気を遣われたり、尽くされて喜んでいる人は、”生命の因果”を知らない。それはただ、自らの福運の貯金を減らしているにすぎないことを知るべきだ。

・「仏」とは、人格的輝き。生きているところで考え、力・エネルギー・思考・センスに変えている。

 生活に連動しないことは、観念でしかない。

感謝心を持っている人間は無限に伸びる。

・精神公害。日本人は考えない国民になってしまった。

・日本という国からしぼり出されるエキスの中に、未来を壊し、本体を腐蝕させ、日本を食いちぎる毒性を秘めている部分を否定することはどうしてもできないようだ。

・これからの十年。自由化、複雑化、多様化、エゴ化。本物が出てくる時代。悪魔と神仏が並行して居る。

・計算の無い人間は責任感がないことになる。それに伴う美点があるかどうか。

・物事を”逆手”に取りましょう。「逆手の発想」。

・「自分を豊かにする為に学問を」きわめて大事なこと。

・知的に生きるとは、理想に生きるということ。凡人はすぐに現実(利害と打算、欲望、妥協)の中に埋没してしまう。理想を持つことの尊さ。

・父はよくお葬式に連れていってくれた。死に顔をよく見なさいといわれ、見せてもらった。燃えて、燃えて、燃え尽きた人の顔は、生きていた時よりも白くてきれいなんですね。お骨も真っ白。

私も死んだとき、雪よりもまっ白いお骨になりたい。超善人になって、きれいになって死にたい。

一流の人は、人の悪口を言わない。愚痴を言わない。嫌なこと・辛いことを人に言わず心の焼却炉でそっと焼いてる。そして他人には、春風のように接する。

・善玉ストレスの強い人:愛、希望、喜び、情緒、思いやり、楽天的、未来志向、感謝の心の強い人。

 悪玉ストレスの強い人:悪口、失意、怨念、愚痴の人。病気・癌になり易い。

・言葉に出すと、記憶力は、540倍良くなる。

転んで立ち上がった人間ほど魅力がある。恐れなければいけないのは、転んで立ち上がる意志のないことである。

・人が転んだ姿を見て冷笑している人を、ときどき見かけます。私はこういう人は、何の為にこの世の中に出現してきたのだろうと不思議に思います。たとえ、つまずこうが倒れようが、自らの足で大地に立ち、自らの精一杯の力をふりしぼって自らの人生、自らの課題に立ち向かっていくのが「生きている」ことの証ではないでしょうか。

・「競争」は他人とするのではなく自分とする。昨日の自分より1ミリでもいいから進化したい。

・春が躍動の象徴なれば、秋は知性の季節である。夏が情熱の乱舞なれば、冬は鍛錬の季節である。

・大人とは、問題提起の嵐を、独力で突き抜け、“これで生きる”という一定の“生きる指標を持ちえる者”をこそ、“内的動因”によって、大人と規定したらいかがであろう。

・自らと戦うことを忘れた者に、次の社会を委ねることはできない。

・「指標」とは、坐して動かぬものには永久に培われまい。「何かをする為にこの世に出てきたんだから―」と、目をらんらんと輝かせるものにしか、なじみきるものではなかろう。

・人生は、「選択」と「決断」の連続。

・「悩もうが苦しもうが呻こうが、生き抜き、努力し“高まりたい”“高めたい”と、もがいても、やっぱり

“生きることが無限に嬉しい”との実感」を子どもに自然にひびかせていくこと以外にない。

・一体どうしたら人は幸福になれるか、真剣に考えつめない人間が幸福になれるわけがないのです。

・自分の為だけを考えるのは、悪人と規定できるかもしれない。聖人君子でなくて良い、100%のうち、たとえ51%でも善の方が多ければ良いと思う。

・誰かが犠牲になるというのは良くない。自分を犠牲にするのも悪い。

・落ち込みからでなければ学べないものがあると自覚する人間は強い。

・人生に無駄は、決してない。

・人間が生きるということは、生きて生きて生き抜く雑草のような意欲こそ肝要。

・獅子は、蟻の子一匹獲るのでも全力で当たる。すべてに全身全霊、命がけで生きる。

・損得の価値基準を切り捨てることは無理であろうけれども、「真・善・美」価値を根底に持ちながらの

振る舞いでなければ、人類は永く栄えていくことはできない。

「最高の欲望とは、“利他”と“自己完成”という花を、

自己表現の過程で、らんまんと咲かせていくことではないだろうか」

・人生に、大輪の花を咲かせて下さい。

 

 

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